MARVELOUS HOUSE

M邸 / 2016

石を扱うオーナーが、白い大理石で大胆、シンプルかつハイクオリティな空間を表現。ホールには後に染色画が飾られ、M家の芸術文化の象徴の場所となります。

2階はプライベートゾーンとなり、花梨の無垢フローリングで柔らかさを表現しています。

サンルームとリビングの間仕切り戸はアンティークガラスにてルネ・ラリックのガラスレリーフの扉をイメージしています。柔らかな光の力を借りて空間を分けています。

対面キッチン。カウンターはブビンガ無垢材を駆使し、背部の収納カウンターも同材で仕上げ、収納部も同突板にて色調を統一させました。重みのあるキッチンだが、色彩豊かな食材が並ぶとたちまち和やかな食卓となります。

カウンタートップにコンセントボックスを隠ぺいしました。コード出孔と指掛けを兼ねてシンプルに半円孔空けに。

四畳強の客間、丸窓の縁や飾り床板には輪島の漆塗りを施しています。飾り床板は40㎜厚スパン3.1mあり、たわみ回避のためFBを縦使いに仕込み、ともに漆塗としました。飾り床と踏み込み板はブビンガ無垢一枚板の厚みを加減して、その空間の持つヒエラルキーを表現。匠の技で空間に秩序と余韻をもたらします。

和室襖引き手金物。オーナー自らデザインし、彫金した引手。鋭くシャープなトンボと、オーナーの指形に合わせたふくよかなそら豆。どちらも印象的で思わず手を掛けたくなります。

寝室の書棚。奥様が大好きな映画のワンシーンから構想しています。

ウォ―クインクローゼット